4.4 財務諸表分析

機能概要 #

財務諸表分析機能は、指定された期間内に店舗の収入と支出を表示でき、設定されたコストによって、実際の粗利益と粗利益率を計算することができます。注文の売上について、本機能では、取引決済時間に基づいて計算されます。Amazonセラーセントラルに「支払いーペイメント」の計算方法と一致しています。取引決済時間とは、Amazonセラーセントラルで「支払いーペイメント」にある「トランザクション」タグに費用の生成時間を指します。注文時間と違い、Amazonが統計する費用が発生した時間であり、Amazonの決算日、支払い及び関する収入とコストの統計に影響します。

tool4sellerの統計方法について、下記の説明をご参照ください。

①売上高は決済時間に基づいて計算されます。

②返金が発生した場合、返金が発生した日の売上から返金額が差し引かれます。

例:顧客は1月1日に注文しましたが、2月1日に返金と要求された場合、返金は2月1日の売上から差し引かれます。

③Amazonは保留中注文の費用を生成しませんので、財務諸表分析機能は保留中注文の費用を見積もり・統計しません。注文状態は保留中から別の状態に変更され、または、関する注文の取引データが生成された後、tool4sellerは自動的に同期します。

④親ASIN、子ASIN、SKUのような商品レベル費用は、商品の注文、返金、在庫保管料のみを含みますが、Amazon店舗レベル費用を含みません。

注意:実際の粗利益とAmazon粗利益の計算方法は相違があります

Amazonの粗利益=Amazonの収入-Amazonの支出

実際の粗利益=Amazon収入-Amazon費用-Amazon以外の費用(Amazon以外の費用は仕入れコスト、物流コスト、カスタムコストを含む)

Amazonにおいて、注文時間から決算時間までの周期が長いので、販売利益分析機能を通じて、注文時間で計算され、且つ保留中注文データを含むリアルタイムな店舗/商品の販売データを確認できます。

マニュアル #

1、「販売分析」から「財務諸表分析」機能ページに入ります。デフォルトで過去7日間の店舗データを表示します。初めて本機能を使う場合、まずコストセンターにコストを設定してください。

2.1、収入支出の構成:円グラフとチャートで収入支出の内訳を表示します。

ご注意:

a、データはAmazonセラーセントラルの期間別レポートからのものです。

  Amazonセラーセントラルの訪問手順:支払い-ペイメント-レポートポジトリ-期間別レポートをダウンロード。以下の図をご参照ください。

b、各指標後ろのビックリマークから各指標のAmazon公式summaryレポートにおける出所を確認できます。

c、より便利的にデータを照合するため、コスト0の項目を非表示することをサポートします。

d、Amazon収入構成、支出構成、Amazon以外の費用構成を確認でき、且つデータを円グラフで表示でき、各データの割合を簡単に把握できます。

e、データのエクスポートすることをサポートします。

f、Amazon以外の費用も統計されます。コストセンターでカスタムコストを記入してくだい。

2.2、財務明細:単一の店舗で、指定された期間に収入と支出の比較を確認できます。データの同期比と前期比もサポートします。

ご注意:

a、データはAmazonセラーセントラルの期間別レポートからのものです。

  Amazonセラーセントラルの訪問手順:支払い-ペイメント-レポートリポジトリー期間別レポート-レポートをダウンロード。以下の図をご参照ください。

b、データ表示方を選択できます。

 ①前期比:今期と前の期のデータを表示します

 ②同期比:今期と前の年の同じ期のデータを表示します

 ③比較しない:比較値を表示しません

c、時間帯をカスタマイズでき、日別、週別、月別、四半期別でデータを確認できます。

2.3、Amazon収入との比較:各コストが売上高に占める比重を直観的に確認できます。

3、親ASIN販売分析、子ASIN販売分析、SKU販売分析タグに、「詳細」をクリックし、商品詳細ページに入り、該当する商品の財務データ、収入支出の構成、Amazon収入との比較を確認できます。

4、「注文」タグに、注文番号で各注文の詳細を確認できます。

5、「設定」タグに、FBMを利用する商品は、返品された時に、コストとして記録する割合を設定できます。