【Amazon広告】用語集ーキャンペーンマネージャー


こんにちは、
tool4seller 編集部の青山です。
前回の記事ではスポンサーブランド広告について紹介しましたが、
Amazonでマーケティングを展開する時、セラーセントラルのキャンペーンマネージャーを利用して、ターゲティング効果を影響に与える各指標のデータを取得しなければなりません。
そこで、今回の用語集シリーズは、キャンペーンマネージャーの表示順番により、各指標を整理いたしました。

(引用元:セラーセントラル ー キャンペーンマネージャー)
一、ポートフォリオ

過去1年間における該当ブランドの商品の新規顧客による注文数。この指標は、スポンサーブランド広告およびスポンサーディスプレイ広告キャンペーンで利用できます。
購入者が過去12か月以内にブランドから購入していない場合、ブランド新規顧客による注文と見なされます。購入履歴は、Amazon内の特定のブランドにおけるすべてのショッピングアクティビティに基づいており、広告起因の購入に限定されません。ブランド新規顧客指標は、スポンサーブランド広告とスポンサーディスプレイ広告で利用できます。ブランド新規顧客データはスポンサープロダクト広告またはロックスクリーン広告では利用できません。
ブランド新規顧客による注文合計の割合(%)。この指標は、スポンサーブランド広告およびスポンサーディスプレイ広告キャンペーンで利用できます。
ブランド新規顧客による注文の総売上(現地通貨)。
ブランド新規顧客による売上の割合(現地通貨単位)。この指標は、スポンサーブランド広告およびスポンサーディスプレイ広告キャンペーンで利用できます。
ブランド新規顧客により購入された商品点数。
ブランド新規顧客の合計商品点数の割合(%)。
ブランド新規顧客注文をクリック数で割った値。
1年間のルックバックウィンドウにおける、ブランド新規顧客によるブランド商品の詳細ページビュー数。
1年間のルックバックウィンドウにおける、広告閲覧に起因するブランド商品の初回商品詳細ページビュー数。
1年間のルックバックウィンドウにおける、広告クリックに起因するブランド商品の初回商品詳細ページビュー数。
広告インプレッション数に対する、ブランド新規顧客によるブランド商品の詳細ページ閲覧率。これは、ブランド新規顧客DPV数をインプレッション数で割って算出されます。
ブランド内のすべての商品について、ブランド新規顧客による商品詳細ページビューを獲得するための有効(平均)コスト。これは、コストをブランド新規顧客による商品詳細ページの合計ビュー数で割って算出されます。
二、キャンペーン
1、総計項目

プロダクトアドの合計クリック請求額。
※ 算出後、支出統計から無効なクリック数を削除するのに最大 3 日かかることがあります。クリックと支出の無効化により、過去 3 日間の広告料を含む日付範囲が変更される場合があります。
広告のクリック数または閲覧数により、ある種のキャンペーンで特定の期間内に購入者に販売された商品の合計金額です。
スポンサープロダクト広告: 広告対象商品のほか、7 日以内に購入された在庫商品の売上。
スポンサーブランド広告: 広告対象商品のほか、Amazon およびサードパーティの出品者様により 14 日以内に販売された、出品者様のすべてのブランド商品の売上。
売上データが更新されるまでに最大 12 時間かかることがあります。 その結果、売上データが「今日」に含まれる期間から遅れる可能性があります。 すべての売上データが入力されてから、キャンペーンパフォーマンスを評価することをお勧めします。
決済エラーおよび 72 時間以内にキャンセルされた注文は、売上合計から除外されます。(すべての注文データが登録されてから、キャンペーンパフォーマンスを評価することをAmazonからお勧めします。)
広告が表示された回数です。
ACOS とは、14 日以内に行われた広告クリック数について、広告に対して支払われた料金と広告からの売上の比率のことです。 この比率は、広告料の合計を広告からの売上で割って算出します。
2、キャンペーンごとに表示する指標


キャンペーンとは、共通の広告予算が設定された広告グループです。 広告グループは、事業目標を達成できるように商品(広告)を整理するために使用されます。各キャンペーンには1つの広告タイプが含まれ、達成したい主な目標に合わせて調整されます。
キャンペーンの分類
- 認知キャンペーン: ブランドについてあまり知らない購入者にリーチするのに役立ちます。
- 検討キャンペーン: そのカテゴリーで買い物中のオーディエンスにリーチして、あなたのブランドの商品を検討してもらうのに役立ちます。
- 購入キャンペーン: お客様に購入または売上へのコンバージョンを促すのに役立ちます。この種類のキャンペーンでは、広告により、購入しそうなお客様のコンバージョンを増やすのをサポートします。
キャンペーンの合計クリック数またはインプレッション数に対する料金。
※ 算出後、支出統計から無効なクリック数を削除するのに最大 3 日かかることがあります。クリックと支出の無効化により、過去 3 日間の広告料を含む日付範囲が変更される場合があります。
注文は、広告のクリック後または表示後に購入者が送信したAmazonの注文数です。
スポンサープロダクト広告: 広告対象商品のほか、7 日以内に購入された在庫商品の注文。
スポンサーブランド広告: 広告対象商品のほか、Amazon およびサードパーティにより 14 日以内に販売された、出品者のブランド商品に関するすべての注文。
注文データが更新されるまでに最大 12 時間かかることがあります。 その結果、注文データが「今日」に含まれる期間から遅れる可能性があります。 すべての注文データが入力されてから、キャンペーンパフォーマンスを評価することをお勧めします。
決済エラーおよび 72 時間以内にキャンセルされた注文は、注文合計から除外されます。
広告投資から生み出される収益。 これは、広告由来の売上を広告費用で割ることで算出されます。 アトリビューションはキャンペーンタイプによって異なります。
3、掲載枠
掲載枠とは、Amazonで広告が表示される場所のことです。検索の先頭(最初のページ)、検索の残りの部分、および商品ページの3つの掲載枠グループで入札額を区別し、スポンサープロダクト広告のパフォーマンスを確認できます。

①掲載枠グループ
検索結果の最初のページの1行目に表示されるスポンサープロダクト広告のことを指します。
検索結果の中央または下部に表示されるスポンサープロダクト広告のことを指します。また、検索結果の2ページ目以降のスポンサープロダクト広告のことも指します。
②キャンペーンの入札戦略
キャンペーンの目標に基づいて広告の入札方法を選択してください。キャンペーン設定ページから入札戦略をいつでも変更することができます。 スポンサープロダクト広告キャンペーンでのみ利用可能です。
「動的な入札 - ダウンのみ」戦略を選択すると、販売につながりにくいクリックに関して、Amazonが入札額を自動的に引き下げます。広告が販売につながる可能性が低いと考えられる場合、そのオークションに対する入札額が引き下げられる可能性があります。これは、例えば、関連性の低い検索クエリや、成果の低い掲載枠などで生じる可能性があります。
「動的な入札 - アップとダウン」戦略で、Amazonは、販売につながる可能性の高いクリックに関して、入札額を引き上げます。この戦略により、Amazonは売上につながる可能性が低いクリックの入札額を減らすことも行います。
商品検索結果のトップページの上部に表示される掲載枠については、入札額が100%を超えて引き上げられることはなく、その他の掲載枠については50%を超えて引き上げられることはありません。この戦略で入札額を選択する際は、この点を考慮してください。この戦略では、コンバージョンの見込みに応じて入札額を増減するため、他の2つの戦略と比べて、広告費に対するコンバージョン数が増える可能性があります。広告が販売につながる可能性が高いと考えられる場合、そのオークションの入札額が引き上げられることがあります。これは、例えば、関連性の高い検索クエリに広告が表示されたり、成果の高い掲載枠に広告が表示されたりする場合などに生じる可能性があります。販売につながる可能性が低いと予測される場合、そのオークションの入札額が引き下げられることがあります。たとえば、入札額が 1.00円 の場合、検索結果の最初のページの上部に表示される掲載枠については最大 2.00円 まで、その他の掲載枠については最大 1.50円 まで引き上げられることがあります。
掲載枠によって適用された別の固定入札額。固定入札の戦略では、Amazonはすべての場合に固定入札額を使用し、入札額の調整は行われません。動的な入札戦略と比較するとインプレッション数は増える可能性がありますが、広告費に対するコンバージョン数は減少する可能性があります。
※ 「動的な入札 - アップとダウン」と「動的な入札 - ダウンのみ」の両方の戦略の場合、入札額はリアルタイムで調整されます。
三、予算
「予算」項目では各キャンペーンの予算状態を確認でき、予算金額を手動で調整できる以外、関連する数値も確認できます。なお、tool4sellerにもAmazonで設定された予算データを取得して、定時予算や入札を調整することができます。

1日ごとにキャンペーンに費やす金額のことです。1日の予算額は、暦月の1か月間にわたって平均化されます。このシステムは、トラフィックの多い日に有効に働きます。月末時点の広告費が、設定した1日の予算にその月の日数を掛けた金額を超えることはありません。
1日の予算(10ドル)×月の日数(30日)=月次予算(300ドル)。
特定の期間にキャンペーンに支払ってもよい金額のことで、キャンペーンが実行されている限り、1つのキャンペーンに費やすことのできる総額です。キャンペーンで設定したライフタイム予算の予算限度額に達すると、広告の掲載が停止します。ライフタイム予算には、終了日と最低100ドルの予算が必要です。
予算はできる限り早く使われ、1日を通して配分されることはありませんトラフィックの多い期間にはこのシステムによってメリットが得られますが、予算が少ない場合は数分でなくなる場合があります。
キャンペーンの作成後は、ライフタイム予算を増やすことはできますが、減らすことはできません。
キャンペーンが予算内に収まっていた時間の割合。

キャンペーンの予算が足りなくなり、インプレッション数、クリック数、売上を逃してしまう可能性を最小限にするために考慮すべき予算です。
予算超過した、または超過しそうなキャンペーンの場合、1日の推奨予算がダッシュボードに表示されます。キャンペーンが予算超過にならないようにするのに、1日の予算をどれだけ増やすべきかわからない場合は、この指標を使用できます。
予算が不足していなかった場合に、キャンペーンが生み出したであろう追加売上の推定値。これは、推定ミスクリック数や過去の売上などの要素に基づいています。これは推定値であり、実際の売上を保証するものではありません。キャンペーンによっては、推定値を出すのに十分なデータがない場合があります。
逃したクリックの推定値および過去の売上などの要因に基づきます。これは推定値であり、実際の売上を保証するものではありません。キャンペーンによっては、推定値を提供するのに十分なデータがない場合があります。
予算が不足していなかった場合に、キャンペーンが獲得できたであろう追加インプレッション数の推定値。これは、推定ミスクリック数や過去のクリックスルー率 (CTR) などの要素に基づいています。これは推定値であり、実際のインプレッション数を保証するものではありません。キャンペーンによっては、推定値を出すのに十分なデータがない場合があります。
予算が不足していなかった場合に、キャンペーンが獲得できたであろう追加クリック数の推定値。これは、予算が不足していなかった同様のキャンペーンの過去の実績などを考慮して決定されます。これは推定値であり、実際のクリック数を保証するものではありません。キャンペーンによっては、推定値を出すのに十分なデータがない場合があります。
四、ターゲティング

ターゲット
買い物客にリーチするために選択したキーワード、商品、カテゴリー、またはオーディエンス。
広告グループ
広告グループは、1 つ以上の広告、一連のターゲット、およびデフォルトの最大入札額で構成されます。 最良の成果を得るために、類似商品を同じ広告グループにまとめてください。
ターゲティングタイプ:
ターゲットに選択したターゲティングの種類とマッチタイプ。
1、ターゲティングタイプ
スポンサープロダクト広告キャンペーンを始めるための一番簡単で早い方法です。Amazonがキーワードや商品と広告を一致させ、広告主様の時間を節約すると同時に、重要なインサイトを提供します。
(スポンサープロダクト広告キャンペーン や スポンサーブランド広告キャンペーン)
お客様が商品を探す際にどの商品検索用語を使用しているかを広告主様が把握している場合に使用できます。自社のキーワードがお客様が使用する商品検索ワードと一致した場合に広告を表示します。
自社商品と類似している、あるいは補完的である特定の商品やカテゴリー全体を広告のターゲットに設定するのに役立ちます。商品ターゲティングは、スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、およびスポンサーディスプレイ広告の各キャンペーンで利用できます。このターゲティング方法を使用すると、商品検索結果ページや商品詳細ページに広告が表示されるタイミングと掲載枠をより細かく管理できます。
パフォーマンス目標を達成していない特定の商品検索結果や商品詳細ページに広告が表示されなくなります。これは、オーディエンスを絞り込み、広告費用対効果(ROAS)を向上させるのに役立ちます。
2、マッチタイプ:
①マニュアルターゲティングのマッチタイプ
このマッチタイプでは、お客様の商品検索に対してより広範囲に広告が表示されます。商品検索には、キーワードを任意の順序で含めることができます。これには、キーワードの意味と広告対象商品のコンテキストによって決まる単数形、複数形、変化形、同義語、および関連する用語が含まれる場合があります。キーワード自体は、お客様の商品検索に含まれていない可能性があります。たとえば、「スニーカー」というキーワードは、「キャンバススニーカー」、「スニーカー」、「バスケットボールシューズ」、「運動靴」、「クリート靴」、「トレーナー」、「フォームランナー」などのお客様の商品検索と一致する場合があります。
スポンサープロダクト広告キャンペーンでは、広告を表示させるには、検索用語がキーワードや語句の並びと完全に一致する必要があります。完全一致の用語の類似バリエーションに一致する場合も表示されます。完全一致は最も制限の厳しいマッチタイプですが、検索に対してより関連性が高くなる可能性があります。完全一致には、キーワードの複数形も含まれます。 スポンサーブランド広告キャンペーンでは、このマッチタイプを使用すると、広告主様はキーワードと同じ意味または同じ意図の検索に対して広告を表示できます。たとえば、広告主様が「屋外の照明」という完全キーワードを設定していている場合に、お客様が「屋外の照明」を検索すると、完全一致が発生します。
②オートターゲティンググループ
オートターゲティングは、スポンサープロダクト広告でのみ利用できます。オートターゲティングでスポンサープロダクト広告キャンペーンを作成した後、広告キャンペーンマネージャーでターゲティングオプションを確認し、キャンペーンの目標に合わせて調整することができます。たとえば、1つの戦略の入札額を引き上げたり、戦略をまとめて設定または削除したりできます。
出品者様の商品がお客様の検索用語とほぼ一致する場合に広告が表示されます。たとえば、出品者様の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合、購入者が「コットンシーツ」や「400カウントシーツ」などの検索用語を使用すると、広告が表示されます。
出品者様の商品がお客様の検索用語とおおまかに一致する場合に広告が表示されます。たとえば、出品者様の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合、購入者が「ベッドシーツ」や「バスタオル」などの検索用語を使用すると、広告が表示されます。
お客様が貴社と類似する商品の商品詳細ページを閲覧している場合に、広告が表示されます。たとえば、出品者様の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合、「300カウントコットンシーツ」や「クイーン400カウントシーツ」などを含む商品詳細ページに広告を表示します。
お客様が出品者様の商品を補完する商品の商品詳細ページを閲覧している場合に、広告が表示されます。たとえば、出品者様の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合、「クイーンキルト」や「羽毛枕」などを含む商品詳細ページに広告を表示します。
③除外キーワードのマッチタイプ
フレーズ全体または類似バリエーションを含む商品検索用語には広告を表示しません。1つの除外キーワードにつき最大4語、80文字までの制限があります。
完全一致のフレーズまたは類似バリエーションを含む商品検索用語には広告を表示しません。1つの除外キーワードにつき最大10語、80文字までの制限があります。
五、ブランド指標
1、概要ページ

認知指標は、Amazon内のオーディエンス全体を対象に、短期的および長期的なブランドの認知を反映した実際のAmazon内のオーディエンスのシグナルを測定するものです。これは毎日更新され、毎週集計されます。表示されるパーセンタイルによって、ブランドの認知活動が同業他社の認知活動と比較してどのようなものであるかがわかります。
ブランドや商品を知っているお客様は、次の3つのグループに分けられます。
- ブランドを検索したものの、商品詳細ページにアクセスしなかったユーザー。
- カートに商品を追加したユーザー。
- 選択した期間とカテゴリーでブランドから購入したユーザー。
検討指数は、Amazon内のオーディエンス全体を対象に、短期的および長期的なブランドの検討を反映した実際のAmazon内のオーディエンスのシグナルを測定するものです。これは毎日更新され、毎週集計されます。表示されるパーセンタイルによって、ブランドの検討活動が同業他社の検討活動と比較してどのようなものであるかがわかります。
ブランドを検討しているお客様は、次の3つのエンゲージメントタイプに分けられます。
- ブランドの商品詳細ページにアクセスしたユーザー。
- ブランドを検索して、商品詳細ページにアクセスしたユーザー。
- カートに商品を追加したものの、まだ購入していないユーザー。
この指数は、貴社ブランドの注文数を、最も類似する同業他社と比較して数値化したものです。
ブランドまたは商品を購入するお客様は、次の2つのグループに分けられます。
- ブランドから購入したユーザー。
- 売上の上位10%を占めているため、価値の高いお客様と見なされるユーザー、またはブランドの商品の「定期おトク便」を選択したお客様。
選択した期間中に、このカテゴリーで貴社ブランドを検討したものの、カートに商品を追加しなかった購入者の合計数。
選択したカテゴリーで、過去12か月間に貴社ブランドを検討した購入者がもたらした収益。
選択した期間に応じた、過去8週間/か月間の購入者です。
2、詳細ページ
①全体の指標

選択した期間におけるブランドのパフォーマンスと、前の期間と比較した指標の変化です。
選択したカテゴリーにおけるブランドの50パーセンタイルのパフォーマンスです。
選択したカテゴリーにおけるブランドの95~99パーセンタイルの平均パフォーマンスです。
選択したカテゴリーにおいて、選択した期間内にブランドがエンゲージメントを促した、またはブランドから購入した購入者を、選択したカテゴリー内で1回以上の商品詳細ページの閲覧があった購入者の合計で割った割合の範囲。エンゲージメントには、購入者による商品詳細ページの閲覧、ブランドの検索および商品詳細ページの閲覧、カートへの追加、または購入が含まれます。
選択した期間内で、ブランドの検討から購入へと移行したお客さまの割合。検討には、購入者による商品詳細ページの閲覧、ブランドの検索および詳細ページの閲覧、カートへの追加が含まれます。
ブランド新規顧客の合計の割合。
②認知度指標

選択した期間における選択したカテゴリーの購入者の合計。これらの購入者は、最新のエンゲージメントによって各セグメントに整理されます。エンゲージメントには、購入者による商品詳細ページの閲覧、ブランドの検索および商品詳細ページの閲覧、カートへの追加、または購入が含まれます。
貴社ブランドを検索した購入者が、このレポート期間中に貴社ブランドから購入しませんでした。現在この指標の算出に取り組んでおり、利用可能になり次第、提供する予定です。
ブランドや商品を認知しているお客様が、ブランドを検索したが、選択した期間とカテゴリーでさらなるエンゲージメントやブランドの購入をしませんでした。この購入者グループは、レポート用に取得した閲覧レベル以外の別のカテゴリーでブランドとのエンゲージメントを高めているか、他のブランドや商品を見ているかのどちらかです。このようなブランド検索でエンゲージメントを高めることは、過去の売上額を増加させるのに役立ちます。
③検討指標

この指標は、キャンペーンで訴求した商品がお客様のショッピングカートに追加された回数として計算されます。「カートに入れる」の方が、商品詳細ページ閲覧数や「リストに追加」よりも商品の購入意向が高いため、これはエンゲージメント利益率(ROE)の値が最も高い値です。多くの場合、ユーザーは複数の商品の買い物をしながら、カートに商品を追加していきます。
ブランドを検索して商品詳細ページにアクセスしたお客様の過去のエンゲージメント利益率(ROE)の値は、通常、ブランドを意図せずに商品詳細ページにアクセスしたお客様よりも高くなります。ブランドは、これら2つのROE値の差分を「ブランディング」値の一部として考えることができます。ブランドが、エンゲージメントの構成を、商品詳細ページの閲覧のみからブランド検索および商品詳細ページの閲覧に変えられれば、長期的な売上が見込めるようになります。
④購入済指標

これらは、貴社から再び購入するかどうかわからないお客様です。今後12か月間に再購入してくれるお客様もいるかもしれません。その結果、今後12か月間でさらなる価値の創出が期待できます。平均販売価格にROE値を加算することで、今後12か月間の長期的な期待値を取得できます。
これらは、ブランドの売上に貢献した上位10%のお客様や、定期おトク便オプションを選択したお客様です。ブランド顧客との値の差を比較して、ブランドがロイヤルティキャンペーンへの投資を検討すべきかどうかを理解します。さらに、同業他社との比較を行い、12か月間のリピート購入や販売促進におけるパフォーマンスを確認します。
最後まで、読んでいただいて、誠にありがとうございます。
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青山 弥生(あおやま やよい)
tool4sellerオンライン編集部 編集・ライター tool4sellerオンライン編集部現役で、日常のAmazon販売知識とtool4seller機能に関する記事の発信を担当しています。自身の視野から内容をシェアしながら、お役に立てる独特な情報を届けましたら、大変嬉しいと思います。